
我ながら前回はなかなか重いテーマでお届けしたなぁ~と、いささか赤面気味であります。
デキシーのラスト・ライブがあまりに強烈で、かなり感情的になっていた。
幾つになっても感情の起伏の激しさは治らない。
最近解りやすい事実が判明したんやけど、ドラム叩く機会が多いと、感情的にも高く、しかもそれが安定を保っている。
ドラム叩く機会と言っても合奏ね、合奏。
毎日個人練の日々が続いてもアカン。
なんか気分が乗らんなぁ~って時はだいたい合奏に飢えてる時。
言うても1週間合奏がない事なんてほとんどないんやけど。
ほんなら何や、麻薬中毒みたいに合奏中毒かいな?
そうそう、後さあ、合奏が多いイコール曲覚える作業が増えるやん。
ほんならあんま夜な夜な呑んでられへん。
だから精神的にも安定すんのかな?
夜中の2時以降に泥酔して考える事なんて、ロクな事ない。
普段忙しくしてて、夜中家着いて一人でゆっくりするときの90%が酔っ払ってる状況はどう考えてもまともな思考に辿り着くとは思えない。
ドロドロの二日酔いで、全てが「あ~、面倒くせぇ~、やってらんねぇ~。」って感じで目覚めると、健全な精神は宿らない。
程よい飲酒の翌日、パッチリ目が覚め、空を観ると真っ青だったりすると、実に前向きで、世の中は僕の味方しているように思える。
そう、最近二日酔いじゃない朝をよく迎えるようななった。
いいね、二日酔いじゃない朝は。
思えばここ何年も、朝は酒が残っていて、恐ろしく苦痛で、絶望的に面倒くせぇ~ものだった。
夜は毎晩、アルコールとのデットヒートを繰り広げてたからな。
今も呑む時はガンガン呑むけど、一人で自宅で泥酔と言うことがなくなった。
大人になったなぁ~、僕も。
最近そんな事を考えていた。
先日、お互いの共通の友人の結婚パーティーで会ったキンチャンが、「俺、酒始めてん!ハハハ…。」ってムッチャ無邪気に笑ってんの観て、「うん、これぐらい楽しく呑まなアカン。」と思ったよ!つくづく。
お酒は楽しく程ほどに。
お酒始めと共に、ツェッペリン始めるってホンマ?
丸尾和正